より治療効果の高い作業活動にむけて
仮説1
国、それぞれの地域などで一般的に注目度、興味・関心の高い作業活動を実施する方が、より高い治療効果が得られるのではないか?
作業活動の例
野球、サッカー、バスケ、卓球、ビリヤード、お菓子作り、調理
理由
人気の高いもの、注目度の高い活動ほど一般的に行われてるものほど地域への参入がしやすく、その精度を高めると、作業を行った際に得られる快の表出が高めるのではないか?
しかし
例に挙げた活動は制度を高める部分が難しい・・・
簡単に遂行できて尚且つ、行った際に他者からの賞賛の声、注目を浴びやすい、個人・個人の好みや、スキルを高めやすい活動を選択していく必要が出てくる。
またまた仮説
上記に当てはまる作業が提供でき、対象者が遂行する作業活動に対し誇らしい気持ち、自信の源など自尊心や自己愛を高める根源、地域への参入のきかっけになるもの。また、他者からの賞賛・注目・期待・尊敬、また興味を得られ、他者交流や地域への参入のきっかけとなる作業を提供となるものを提供することが・・・
↓
統合失調症などで幻覚・妄想状態にある患者に対し、現実世界での自分に対しての興味あるいは、その活動を行なっている自分に自信が持てるようになり、やがて、幻覚・妄想の世界より、現実世界での自分自身のほうがより、受け入れたい世界と思う様になる。それが、治療に繋がり、症状の軽減、社会復帰のきっかけになるのではないかと考えます。
上記を満たす作業活動の例
- パン作り
- 合唱(今の世間の注目度の高さはハモネプ?)
- ダンス
- 楽器
- ファッション
- 美容
- 健康
- ネットオークションでの売買(目利きの能力+情報収集能力)
- 俳句
- 集会(茶話会、座談会、飲み会etc)で盛り上がるネタを身につける
- 漢字
- お笑い(漫才・モノマネ・コント・物ボケ・一発ギャグ)
など
あとは、地域性が高いもの、その場所での価値が高い物が重要な活動になるかなと思います。
なので、住んでいる地域を知る、文化を知る、主産業などを知るなども治療に必要な要素だと考えています。