公認心理師試験の解答と解説 公認心理師 臨床心理士 精神科作業療法士など 精神科で働く人に役立つ情報を発信します

公認心理師と作業療法士の2足のわらじで働いています。私が体験した治療が上手く行った事例をプライバシーが守れる範囲で簡単に紹介していくことや、治療に関するトピックス、治療者が使いやすいツールや検査法、評価法など紹介していきたいと考えています。

2018-07-29から1日間の記事一覧

作業療法処方から評価までの実践 精神科で働く上で必要な評価項目・視点について  

精神科で臨床を行う上で患者さんの情報で把握しておかなければいけない情報は沢山あります。 少しでも見落とすことで、気づけていない問題や再入院や再発に繋がることもあるので、臨床家は手を抜いてはいけないところだと思っています。 簡単に評価すべき点…

作業療法面接法 1.インテーク面接 2.日常のコミュニケーションから聞いておきたい内容 3.作業面接 4.対象者理解(評価)の留意点                  疾患別面接法 1.統合失調症の初期面接 2.うつ病の初期面接  3.強迫性障害の初期面接  4.適応障害の初期面接 5.パーソナリティ障害の初期面接 6.認知症の初期面接

精神科で働く上で最も重要な技術の一つには面接があげられます。 面接で重要になることをインテーク面接から疾患別の面接までまとめていきたいと思います。 作業療法面接法 1.インテーク面接 面接内容 (1)主治医や看護婦から作業療法の必要性についてど…

古典的条件付けの作業活動 OT(作業療法)での応用

古典的条件付けとは 生まれながら持っている生理的反応を別の刺激で生じさせること。 例)パブロフの犬 もう少しわかりやすく 生理的反応と別な刺激を同時に与え、繰り返すことで、脳がどっちにの刺激にも反応してしまう状態になる。 ・恐怖の条件付け ワト…