公認心理師試験の解答と解説 公認心理師 臨床心理士 精神科作業療法士など 精神科で働く人に役立つ情報を発信します

公認心理師と作業療法士の2足のわらじで働いています。私が体験した治療が上手く行った事例をプライバシーが守れる範囲で簡単に紹介していくことや、治療に関するトピックス、治療者が使いやすいツールや検査法、評価法など紹介していきたいと考えています。

はじめまして。精神科に10年務めている人のブログです。

するめです。

 

 

精神科病院に勤めて10年が経ちました。

 

 

公認心理師と精神科作業療法士の二足のわらじで日々万進する生活を送っています。

 

 

精神疾患に対する治療は日本はまだまだ進んでおらず、治療が上手く進まず悩んでいる人や、上手く治療できず悩んでいる治療者も沢山いると思います。

 

 

精神疾患に悩んでいる人、医療従事者で治療に悩んでいる人向けに情報発信していきたいと思います。

 

 

また、ブログやメールを通して相談に乗れるようになりたいと思っています。

 

 

 

精神疾患は一人一人治療の方向性や病気の根幹が違います。幼少期のトラウマ体験、母子父子関係の問題、学校での体験などの発達段階での問題、親も他人も自分も気づいていない、発達障害の存在などの個人的因子、職場環境や人間関係、実生活上のストレスなの社会的因子等、様々な要因からなりそれぞれが重なりあって発生します。

 

 

 

IQ(知的能力)の低下が無い、アスペルガー障害、ADHD注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害自閉症スペクトラム障害など(診断基準がコロコロ変わるのであえて広く書いています)の発達障害は軽いものだと、自分はちょっと他と違うという違和感を持ちながら(まった持たない人もいますが)診断されず一生過ごす人も沢山います。

 

しかし、発達障害者はうつ病や不安障害、統合失調症などの精神疾患の発症率(一説には20倍)がとても高いので、精神科にかかって初めて診断を受けるかたも少なくありません。

 

 

 

 

これは単純に発達障害者が精神障害になりやすいという訳ではなく、発達障害をもつと親にも友人にも気持ちを理解されにくいからなりやすいと、私は考えています。

 

 

なので、理解ある親や友人に恵まれて、自分に合った仕事を見つけることができれば精神障害を発症することなく穏やかに過ごすことができると思っています。

 

 

 

 

精神疾患の治療は、当事者の出生から現在に至るまで細かくエピソードを把握しなければ、どのような治療が必要で、今後どう生きれば病気と上手く付き合っていけるのかが分からないのです。

 

 

また、精神障害に対するスティグマ(社会的偏見)が、治療が進み寛解状態(病状が治まって穏やかになること)になっても、その後、社会復帰するときに精神障害者を苦しめます。職場や周囲に精神障害者として見られることで不当な扱いを受け、病状に悪影響がきたすことも少なくありません。

もちろん、理解ある人、理解ある職場もあるので、そのような職場や人間関係に恵まれた人は、再発することは少ないです。

 

 

 

 

 

 

 

統合失調症は、犯罪を犯した際に皆一様な目にさらされるので特に辛いスティグマにさらされます。

 

 

 

 

犯罪者で精神障害者精神障害者はまったく別者ですが、上手く区別する言葉や区切りをつける方法がまだ存在しないことが問題なのです。

 

 

 

なんとかして偏見を取り除き、社会復帰できる精神障害者を社会復帰出来る世の中を作れるような発信もしていきたいとも考えています。

 

 

 

精神疾患に悩んでいる人、医療従事者で治療に悩んでいる人向けに情報発信

していきたい」と前述していましたが、相談を受けるのは得意なのですが、

見る側どのような情報が有益か上手く整理できていません。

 

 

 

なのでまずは、私が体験した治療が上手く行った事例をプライバシーが守れる範囲で簡単に紹介していくことや、治療に関するトピックス治療者が使いやすいツールや検査法、評価法など紹介していきたいと考えています。

 

 

 

慣れるまで駄文だと思いますが、よろしくお願いします。