公認心理師試験の解答と解説 公認心理師 臨床心理士 精神科作業療法士など 精神科で働く人に役立つ情報を発信します

公認心理師と作業療法士の2足のわらじで働いています。私が体験した治療が上手く行った事例をプライバシーが守れる範囲で簡単に紹介していくことや、治療に関するトピックス、治療者が使いやすいツールや検査法、評価法など紹介していきたいと考えています。

作業療法を行うにあたって 実際に精神科でインテーク前に使うツールを紹介します

作業療法を行うにあたって

病気によって出来なくなったことを書き出してみよう

例)・人としゃべるのが苦手になった。

  ・朝起きるのが苦手になった。活動するのがおっくうになってなかなかできなくなった。

  ・細かい動作が苦手になった。頭が働かない・物覚えが悪くなった。簡単な計算もできなくなった。

  ・趣味や楽しみがあったけど、楽しめなくなった。興味がわかなくなった。

  

病気になる前の自分と比べて、変わったところがあれば書き出しましょう。

 

以下白紙

 

 

 

 

 

 

 

Wordで上記の文を打った紙で下部は白紙にして書き出してもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

自身で変化を感じられているのか、いないのかを見つつ、変化している部分があれば治療するポイントを意識しながら行うことで、アドヒアランスが高まり治療効果が上がります。