公認心理師試験の解答と解説 公認心理師 臨床心理士 精神科作業療法士など 精神科で働く人に役立つ情報を発信します

公認心理師と作業療法士の2足のわらじで働いています。私が体験した治療が上手く行った事例をプライバシーが守れる範囲で簡単に紹介していくことや、治療に関するトピックス、治療者が使いやすいツールや検査法、評価法など紹介していきたいと考えています。

公認心理師の勉強用 おすすめの本 参考書 問題集(2020年版)を紹介していきます

公認心理師の国家試験に向けて勉強している人に向けておすすめの本や参考書などを紹介していこうと思います。

 

 

 

過去問題を行うのも良いですが、公認心理師の国家試験が誕生したのが2018年で

 

 

 

2018年の第1回公認心理師試験、北海道の追加試験、2019年の第2回公認心理師試験の3つしか過去問題がありません。

 

 

 

私自信はGルートで第2回の公認心理師試験で始めて受けて、なんとか一発合格することができましたが、第2回の公認心理師試験は第1回公認心理師試験に比べて大幅に合格率が下がり、第1回の公認心理師試験より難しい印象がありました。

 

 

 

平成30年第1回公認心理師試験(平成30年9月9日)は

 

受験者数 35,020人で合格者数 27,876人。合格率は79.6%です。

 

平成30年第1回公認心理師試験の北海道追加試験(平成30年12月16日)は

 

受験者数 1,083人人で合格者数698人。合格率は64.5%です。

 

 

 

平成30年第1回公認心理師試験は北海道の追加試験と14.1%も合格率に差があり、その救済措置で、第2回の公認心理師試験は少し簡単になると思っていましたが、

 

 

令和元年第2回公認心理師試験(令和元年8月4日)は

 

受験者数16,949人で合格者数7,864人。合格率は46.4%です。

 

 

 

平成30年第1回公認心理師試験の79.6%から46.4%と、33.2%も合格率が減少しています。

 

 

 

令和2年6月21日に予定していた、第3回公認心理師試験は、コロナウイルスの影響で延期となっています。

 

 

 

第2回で一気に合格率が下がったことで、第3回は少し簡単になるのかと予想されますが、第2回の試験が簡単になると予想していたところ、大外れしたので、まったく読めません。

 

 

 

しかし、延期になり勉強機関が伸びたことで、合格をつかむチャンスなのではないかと思います。

 

 

 

前置きが少し長くなりましたが、私が合格した時に使用した本を紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gルート(実務経験5年以上の特例措置)で公認心理師に受験する人は、現認者講習会を受けなければいけません。

公認心理師現認者講習会テキスト[改訂版]

公認心理師現認者講習会テキスト[改訂版]

  • 発売日: 2019/09/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

現認者講習会で使用するテキストが「公認心理師現認者講習会テキスト」になります。

 

 

日本心理研修センターは公認心理師現任者講習会は試験対策ではないと明言しており、買う必要がないと感じた方も多いと思いますが、

 

 

テキストの、公認心理師の職責、法的義務、保険医療分野における法規や制度、司法・犯罪分野における法規や制度などの公認心理師法に関する問題や

 

 

教育における支援や、チーム学校を取り巻く学校という組織における公認心理師に期待すること

 

 

臨床心理士や医師との違いなど、臨床心理士の勉強では行わない分野が網羅されていたり、

 

 

公認心理師が行うべき、心理的支援がまとまっていたりと、一読する価値はあると感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

増補改訂版 本番さながら! 公認心理師試験予想問題200

 

 

 

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昨年度に販売された本番さながら! 公認心理師試験予想問題154では、第2回公認心理師試験でも、関連問題が何題か出題されていました。

 

 

ブルーポイントや出題傾向を予想して、的を絞っています。解説はまとまっているので、解説を元に、さらに専門書を使用して深めていけば、さらに網羅されます。

 

 

試験範囲を網羅しているので使用しやすいですのでオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

スピード攻略! 公認心理師 集中レッスン '20年版 (日本語) 単行本

 

 

一問一答で535問あります。

 

赤シートがついており、移動中や少しの合間で行う勉強に適しています。

 

過去問も一部掲載されており、解説も簡単ですが全ての問いに書かれています。

 

解説は詳しくはないので、不明な用語は自身で調べながら行うことになりますが

 

効率良く勉強することに長けている参考書になっていると思います。

 

また、短時間で広い範囲を網羅することもできるので

 

詳しく勉強する部分を拾いあげるにも適しています。